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同級生と片貝祭に寄せる思いが創り出した作品

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制作者 安達 啓さんからのメッセージ

作品が生まれたきっかけは、二之町の洋服屋「富田屋」(旧片貝支所の隣)が片貝まつりのグッズとして初めてタオル(スポーツタオルと同じ生地)の製作を企画したことからでした。
それでタオルの文字やイラストを私にデザインしてほしいとの依頼をいただきました。富田屋の主人・安達泰昭さんとはかつての社会人野球のチーメートで恩師でもあります。片貝まつりのイメージとなる筒引き、纏い、花火太鼓、打ち上げ筒のイラストを1週間位かけて描きました。
花火太鼓は真貝義秋さんと佐藤文徳さんをモデルにして描きました。左が文徳さん、右が義秋さんです。文徳さんとは幼い時によく遊んでいたし亡くなっているのでこのイラストで残したい気持ちが強くありました。義秋さんは家が隣の隣でしたし、花火太鼓のイラストは絶対この二人にしようと決め制作に取りかかりました。
ところが商品化の段階になってタオル印刷会社から、こんな細かいイラストではタオルにうまく刷れないと連絡があり、タオル製作を断念せざるを得ないことになりました。残念に思っていたところ、片貝町煙火協会会長から、「こんな立派なイラストのタオルが出来ないのはもったいない」といううれしいお声をかけていただけたのです。富田屋さんは随分悩んだ末、タオルに代わって壁掛け(タペストリー)製作に挑みました。イラストと文字が入った特製の和紙をすだれ風の布地に貼り付けました。
そうして仕上がったのが、文徳さんと義秋さんをモデルにしたこの作品なのです。ご興味のある方は冨田屋さんまで問い合わせてみてください。

布地は茶色、黄土色、紫色の3種類です。サイズは横30cm縦38cm。価格は800円。
注文や問い合わせ先は富田屋さんまで。(TEL.0258-84-2162)

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